【剣盾S32 最終53位 レート2007】日没ジャッジメント
はるまきと申します。シーズン32(禁止伝説2体あり)で使用した構築を紹介します。
【結果】
TN ハルチ
最終53位 レート2007
【レンタル】
【構築経緯】
今シーズンもたくさん対戦をこなしましたが、現ルール(禁止伝説2体)の対戦環境はなんと6か月目ということもあり、構築の多様化が非常に進んでいて、相手のプレイングも読みずらい(通称:エグいプレイング)と感じていました。
そこでサイクルを回して相手に対応するよりも、自分のやりたいことやったもん勝ちの構築を組んだ方が安定して勝てると考え、思い切った対面構築を組みました。
僕がかねてより提唱している戦術である、『禁伝で起点作成→一般枠でダイマ→ダイマしなくて強い禁伝でスイープ(通称:はるまきシステム)』に則った構築になっています。これによって禁伝2体を両方選出しやすく、選出のパワーを保ちやすいです。
まず最も重要な初手に出す禁伝枠ですが、相手のダイマックスを止める素早さ操作ができて、かつダイジェットを半減で受けれるポケモンを使いたいと考えました。しかし「カバルドン」や「ミミッキュ」にいいようにやられるのも嫌なので悩んでいたところ、『テレポートソルガレオ』がこれらを全て解決できることに気付き、採用しました。
次にソルガレオの没後に出すエースポケモンとして、ダイジェットを打ちながら火力を上げることができ、起動したら止まりずらい『命の珠ボーマンダ』と『メテオビームテッカグヤ』を採用しました。
ダイマックスしないスイーパー禁伝は、「ザシアン」を上からワンパンできることが超重要事項だと考え、『スカーフカイオーガ』を採用しました。
カイオーガが出しずらすぎる時に出す用のサブ詰め筋として、ラス1最強ポケモンと言われる『呪いイバンミミッキュ』を採用しました。
ここまでで電気タイプ舐めすぎで「ゼクロム」がやばいので、ゼクロム受けとして安定する『HBカバルドン』を採用して完成しました。唯一の受けです。
【コンセプト】
『猪突猛進』
【個体詳細】
特性:メタルプロテクト 性格:陽気
実数値:213(4)-189(252)-127-x-109-163(+252)
技:メテオドライブ/岩石封じ/電磁波/テレポート
必ず初手に出します。カイオーガやイベルタル相手に確実に行動できるように、持ち物はきあいのタスキとしました。
ダイジェットを半減で受けれるのが超重要で、対面ダイジェットをほぼ打たれないし打たれても2耐えするので、確実に素早さを下げた状態で裏に繋ぐことができました。
テレポートは優先度-6で打てる面白い交代技で、あくびや宿り木のタネを切りつつ安全にエースを着地してジャッジメントですの。
選出率は100%でした。
特性:あめふらし 性格:臆病
実数値:175-×-111(4)-202(252)-160-156(+252)
技:潮吹き/冷凍ビーム/雷/波乗り
ダイマせずにザシアンを上からワンパンできるというのが他のポケモンにない最大の強みです。一貫したら勝ちです。
こちらのダイマックスエースで荒らした後に潮吹きブッッッッッパするもよし、ソルガレオのテレポートで良い対面を作ってから潮吹きブッッッッッパするもよしです。
ザシアンをたくさんワンパンして大活躍してくれました。
ボーマンダ@いのちのたま
特性:じしんかじょう 性格:陽気
実数値:170-187(252)-100-x-101(4)-167(+252)
技:逆鱗/空を飛ぶ/炎の牙/身代わり
世界一のドラゴンでした。てきとーにダイマックスを切って強いポケモンではないですが、特性じしんかじょうが発動した時はもう、メタモンとミミッキュくらいしかこいつを止める者はない。実際にサンタテを量産しました。
元々フルアタで使っていた時は微妙だったのですが、くろこチャンネルリスペクトで身代わりを採用してみたところ、世界が変わりました。ソルガレオで枯らしきれなかった相手のダイマを枯らす、麻痺したカイオーガ(相手)で無理やりダイマを切ってくるところに身代わりを合わせる、などの選択がとれるのが非常に強力でした。
またメタモンでコピーされた際にミミッキュで止める選択ができるように、飛行技はダブルウイングではなく空を飛ぶにしています。
テッカグヤ@パワフルハーブ
特性:ビーストブースト 性格:控え目
実数値:173(4)-×-123-174(+252)-121-113(252)
技:エアスラッシュ/てっていこうせん/メテオビーム/火炎放射
ボーマンダと双璧のエースです。元の素早さは遅いですが、ソルガレオのサポートがあれば相手を上から殴りつつ加速することができます。主にゼルネアスやミミッキュ入りに対して出していきます。
アタッカーテッカグヤがあまり警戒されておらず、受けのテッカグヤ読みの行動をされることも多かったので、非常に刺さりました。(たぶん、構築の見た目からソルガレオがダイマ切りそうすぎて、テッカグヤがダイマ型だと思われにくかったのだと考えています。)
技範囲が非常に優秀で、いろんなサイクル構築を破壊しました。
ミミッキュ@イバンのみ
特性:ばけのかわ 性格:意地っ張り
実数値:159(228)-156(+252)-104(28)-x-125-116
技:ゴーストダイブ/影うち/呪い/身代わり
有名な1on1最強ミミッキュです。カイオーガが出す気起きない時に代わりに出していました。
ミミッキュと相手ポケモンの1対1になった時は本当に全て勝ってました。すごいですね。対面構築においてはかなり入れた方が良いポケモンだと思います。
カバルドン@オボンのみ
特性:すなおこし 性格:呑気
実数値:215(252)-132-187(+252)-x-93(4)-57 ※Sはラグラージ抜かれ
いっちょ前に起点作成要因の技構成してますが、1回もステルスロック打ちませんでした。ゼクロムがいるときだけ出します。
選出圧力が最も高い地面タイプかなと思って(砂でヌケニン倒せる、とか)、地面枠はランドロスよりもカバルドンにしました。
選出率3%くらいでしたがこいついないとゼクロムとレジエレキで崩壊しそうなので外せないと思います。
【選出】
+or+oror(対ゼクロムのみ)
考えるのは、ボーマンダとテッカグヤどっちが刺さってるか、です。
【強みと弱み】
相手のプレイングにあまり左右されずに、強烈な択になる場面を少なくして安定して戦うことができました。
一方で、電磁波・岩石封じ・メテオビームを外したらかなりヤバいです。
【きつい相手】
速い身代わり持ちのポケモン。
身代わりコスモパワームゲンダイナはオワリです。
【感想】
来シーズンはもっと上目指して頑張ります☝